高校受験を見据えて、小学校のうちから中学校カリキュラム、高校カリキュラムにつながる思考力を身に着けることを目的に学びます。授業内では中学受験問題の基礎問題にも触れます。なぜなら中学受験ではすでに、中学、高校の要素を先取りした問題が多く取り扱われているからです。

中学受験経験者は地元の公立中学に進学した場合も、「過去にふれたことがある考え方だ」と感じることが多くあります。中学、高校に進学した後、勉強に追われることなく部活や新たなチャレンジに時間的な余裕をもって取り組めるように、今から思考のキャパシティを広げます。

■算数
全学年共通して、中学受験の基本問題をベースとして算数の考え方を鍛えていきます。中学校の方程式の単元ではX（エックス）を使って解きますが、中学受験ではそのX（エックス）を使わずに解く考え方も学び、結果的に先取りした内容を学ぶことになります。
ベースは「算数」ですが、小6になると「数学」という単元としても問題を扱っていきます。

■記述読解
【書ける子は読めるようになる！】

「うちの子、全然文章を読まないんです！」というのは、多くの保護者様から寄せられるご相談です。もともと文章を読むことが苦手な子に対して本を与えても、「読んだフリ」をして終わることが多くあります。

凛学館の記述読解では、読ませる以上に書かせることを重視します。読めるけど書けない子は多くいますが、書けるのに読めない子というのは存在しません。これは、読むこと以上に自分で言語を使う書く行為の方が言語能力を鍛えるからです。授業内ではまずは作文・論述によって言葉を自在に使える能力を鍛え、同時に読解力も鍛えていきます。

また大量に長文の要約も行います。難解な文章も、文の核をとらえて理解するクセを身につけさせます。小学生のうちから、どんな文もシンプルに捉えて、瞬時に理解する力を養います。